前提 — Windowsには2つの入れ方がある

Claude Codeを何のツールかまだ把握していない方は、先にClaude Codeとは?非エンジニア向けにわかりやすく解説をご覧ください。本記事はWindowsでの環境構築に絞って解説します。WindowsでのClaude Codeの導入方法は、大きく次の2つに分かれます(2026年7月時点、公式ドキュメントにもとづく)。

  • ネイティブWindows — Windowsに直接インストールする方法。PowerShell または コマンドプロンプト(CMD) から入れる。手順がシンプルで、Windows上のファイルやツールをそのまま扱いたい人向け
  • WSL(Windows Subsystem for Linux) — Windowsの中でLinux環境を動かし、そこにインストールする方法。Linux系の開発ツールを使う人や、コマンド実行を安全に隔離したい人向け

非エンジニアなら、まずは迷わずネイティブでよい

WSLはLinuxやDockerを使う開発者向けの選択肢です。事務・企画などの業務でファイル整理やデータ処理に使いたいだけなら、ネイティブWindowsで十分です。まずネイティブで試し、必要になったらWSLを検討する、で問題ありません。

動作環境 — まず自分のPCが対象か確認する

インストール前に、お使いのWindowsが対象かを確認します。2026年7月時点の公式要件は次の通りです。

項目要件
OSWindows 10(バージョン1809以降)またはWindows Server 2019以降
メモリ4GB以上
CPUx64 または ARM64
ネットワークインターネット接続が必須
アカウントPro・Max・Team・EnterpriseなどのClaudeの有料プラン(後述)

多くの業務用PCはこの条件を満たしています。バージョンが不安な場合は、Windowsの設定画面の「バージョン情報」から確認できます。

手順1: ネイティブWindowsに入れる

ネイティブ導入はもっとも手軽な方法です。PowerShell を管理者権限なしで開き、次のコマンドを1行貼り付けて実行するだけでインストールが始まります。

PowerShellでのインストール(2026年7月時点の公式コマンド)
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

コマンドプロンプト(CMD)派の方や、パッケージ管理ツールのWinGetを使いたい方は winget install Anthropic.ClaudeCode でも導入できます。インストールが終わったら、作業したいフォルダでターミナルを開き claude と打つと起動します。

Git for Windowsは「あると便利」だが必須ではない

ネイティブWindowsではGit for Windowsのインストールは任意です。入っているとClaude Codeが標準的なコマンド操作(Bashツール)を使えるようになり、入っていない場合はPowerShellで代替します。まず試す段階では、なくても問題ありません。

手順2: WSL(Linux環境)に入れる

Linux系のツールチェーンを使う開発者や、コマンド実行を隔離された環境(サンドボックス)で安全に動かしたい場合はWSLを選びます。WSLには1と2があり、機能が充実しているのはWSL 2です。WSLのターミナル(PowerShellやCMDではなく、WSLの中)を開き、Mac/Linuxと同じインストーラを実行します。

WSLのターミナル内で実行するインストールコマンド
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

WSLの場合、Git for Windowsは不要です。WSL 1でも動きますが、コマンド実行の隔離(サンドボックス)などの機能に制限があるため、可能ならWSL 2を有効にして使うのがおすすめです。

結局どちらを選ぶか — 判断の目安

迷ったときは、次の観点で選べば大きく外しません。

こんな人・用途おすすめ
事務・企画・営業などの業務でファイル整理やデータ処理に使いたいネイティブWindows
Windows上のツールやファイルをそのまま扱いたいネイティブWindows
Linux系の開発ツールやDockerを日常的に使うWSL 2
コマンド実行を隔離した環境で安全に自動化したいWSL 2

どちらを選んでも、Claude Codeの基本的な使い方は変わりません。起動後の操作や成果を出すコツはClaude Codeの使い方 — 基本操作と実践の5つのコツにまとめています。ターミナルではなくエディタの画面で使いたい方はClaude CodeをVS Codeで使う方法もあわせてご覧ください。

ログインには有料プランが必要

インストール後、初回に claude を起動するとブラウザでのログインを求められます。Claude Codeを使うには、Pro・Max・Team・EnterpriseなどのClaudeの有料プラン(またはAPIの契約)が必要で、無料プランではClaude Codeは利用できません(2026年7月時点)。どのプランを選ぶかはClaude Codeの料金 — プラン別の違いと選び方で解説しています。

うまく入らないときの確認

インストール後、claude --version でバージョンが表示されれば成功です。うまく起動しないときは claude doctor を実行すると、環境の問題点と対処法が表示されます。エラーメッセージが出た場合は、その文言を公式のインストールのトラブルシューティングで照合すると原因にたどり着きやすくなります。

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環境構築でつまずかせない — 当社の研修・導入支援

個人で試す分にはこの記事の手順で導入できますが、会社で全員に展開するとなると、WindowsとMacの混在・権限やセキュリティ設定・つまずいた人のサポートまで含めた設計が必要になります。当社のClaude Code研修・導入伴走支援では、環境構築の集合セットアップから、非エンジニアを含めた実務での使いこなしまでを一体でご支援しています。「配ったけれど誰も使っていない」を避けたい段階からご相談ください。