前提 — VS Codeで使うなら公式拡張機能が基本
Claude CodeをVS Codeで使う方法は主に2つあります。1つはVS Code内蔵のターミナルで claude を起動する方法、もう1つが公式の拡張機能を入れてグラフィカルな画面で使う方法です。公式ドキュメントでは、VS Codeで使う場合は拡張機能が推奨とされています(2026年7月時点、公式ドキュメントにもとづく)。まだインストール自体が済んでいない方はClaude Codeの始め方(Mac/Windows)を先にご覧ください。
「コマンド操作が不安」な人ほど拡張機能が向く
拡張機能を使うと、Claudeの提案がエディタ上の見慣れた差分表示(左が変更前・右が変更後)で確認できます。ターミナルの文字だけの表示より直感的なので、非エンジニアや、普段からVS Codeでファイルを開いている方に向いています。
拡張機能でできること
VS Code拡張機能は、Claude Codeをエディタに統合したグラフィカルな画面を提供します。主な機能は次の通りです。
- 変更差分のレビュー — Claudeがファイルを編集するとき、変更前後を左右で見比べる差分が表示され、「承認する・却下する・指示し直す」を選べる
- 計画(プラン)の事前レビュー — 実行前にClaudeの計画をエディタ上のドキュメントとして開き、コメントを書き込んでから進めさせられる
- ファイルのメンション —
@ファイル名のように書いて対象を指定でき、選択した行範囲もそのまま渡せる - 会話履歴とタブ — 過去の会話を検索して再開でき、複数の会話をタブや別ウィンドウで並行して進められる
- チェックポイントで巻き戻し — 会話の途中に戻って、ファイルの変更だけを元に戻すといった操作ができる
導入手順 — 3ステップで使い始める
導入はVS Codeの拡張機能マーケットプレイスから行います。事前にVS Code 1.98.0以降と、Claudeの有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)またはConsoleアカウントを用意してください。APIキーは不要です(2026年7月時点)。
- 1拡張機能を入れる — VS Codeで拡張機能ビュー(
Ctrl+Shift+X/ MacはCmd+Shift+X)を開き、「Claude Code」を検索してAnthropic提供のものをインストールする - 2サインインする — パネルを開くとサインイン画面が出るので、ブラウザで自分のClaudeアカウントにログインする。APIキーの入力は不要
- 3指示を送る — エディタ右上などに出るアイコンからパネルを開き、やりたいことを日本語で入力する。選択中のコードは自動でClaudeに伝わる
拡張機能はCLIを内蔵している
チャットパネルを使うだけなら、拡張機能が内部にCLIを持っているため、別途ターミナルにClaude Codeを入れる必要はありません。ただし、VS Code内蔵のターミナルで claude コマンドを直接打ちたい場合は、別途ターミナル版のインストールが必要です。
この拡張機能はCursorなど、VS Codeから派生したエディタでも同じ手順で使えます。JetBrains系のIDEには別途専用のプラグインが用意されています。
ターミナル版CLIとの使い分け
拡張機能とターミナル版CLIは会話履歴を共有しており、どちらで始めた作業も行き来できます。ただし一部の機能はCLIだけのものです。おおまかな違いは次の通りです(2026年7月時点)。
| 観点 | ターミナル版CLI | VS Code拡張機能 |
|---|---|---|
| 操作感 | コマンドライン(文字ベース) | エディタ内のグラフィカルな画面 |
| 差分の見え方 | ターミナル上の差分表示 | エディタの左右見比べ差分 |
| 使えるコマンド | すべて | 一部(/ を入力すると利用可能なものが出る) |
| CLI専用の操作 | ! でのシェル実行・タブ補完などが使える | これらは非対応(必要ならCLIを併用) |
実務では「普段はエディタの拡張機能で差分を見ながら進め、CLI専用機能が必要なときだけ内蔵ターミナルで claude を使う」といった併用が快適です。起動後に成果を出すための指示の出し方はClaude Codeの使い方 — 基本操作と実践の5つのコツに、外部ツールとの連携はMCP・CLI・APIによる外部連携にまとめています。Windowsでの環境構築はClaude CodeをWindowsで使う方法をご覧ください。
Claude Codeを組織に定着させたい企業様へ。AI Orchestraの法人研修・伴走支援をご覧ください。
「どの画面で使うか」から揃える — 当社の研修・導入支援
拡張機能とターミナル、どちらで使うかは人によって好みが分かれます。会社で導入するときは、メンバーのスキルに合わせて「非エンジニアは拡張機能のGUIから、開発者はCLIも併用」といった形を最初に設計しておくと、定着がスムーズです。当社のClaude Code研修・導入伴走支援では、環境の選定から実務での使いこなしまでを、参加者のレベルに合わせて一体でご支援しています。




